YKKのグローバルな
連携を支える。
profile
YKK株式会社
ファスナー受注管理担当
国際ビジネス学科卒業
2018年度入社
わたしの高専時代
今の私を支える
語学とビジネススキル
母の韓流ドラマ好きが影響し、私も韓国が好きになりました。そこから、韓国語を勉強したくなり、国際ビジネス学科に進学しました。在学中は、英語と韓国語の語学に加え、経営、経済、法学、物流などのビジネス系の基礎知識を幅広く学びました。高専で学んだ実践的な英語は、日々発生する海外の姉妹会社との連絡に活かせています。また、1年生の頃から使っていたエクセルなどのスキルも活かせており、先輩から「やるじゃん」と言ってもらったこともあります。
入社を決めた理由
地元の富山で
グローバルな仕事を
早く社会に出て、仕事を通して成長したい。そう考えていた私は、進学ではなく就職を希望しました。就職活動では、学んできた語学を使って海外と関わることのできる仕事を、富山県内で探していました。YKKを選んだ理由は、1dayインターンに参加したとき、高専でも見かけたことがある、同じ学科を卒業された先輩社員の話を聞き、ここなら地元にいながら、語学力を活かせるとリアルに思えたからです。
現在の仕事
海外のグループ会社と
製造部の架け橋に
今、私は製造業務部という部門に所属しています。担当している仕事は、世界各地のグループ会社と黒部のファスナー製造部門を繋ぐ受注の窓口業務です。生産の依頼を受けてから、製造部と相談して出荷までのスケジュールを組み、海外各社に回答をします。台湾、インド、デンマーク、イギリスを担当しており、やりとりは全て英語です。語学力に加えて、工場の稼働状況や今後の予定を把握するために製造に関する知識も求められるのが、この仕事の特徴だと思います。
成長を支えてくれるもの
受注を先読みする大切さを
学んだ、インド社の案件
今の業務についてすぐの頃、ある案件でインド社から納期の短縮を強く依頼されたことがあります。当時の私は製造の知識も浅く、製造部の方々や部署の先輩たちに協力してもらうことでインド社の希望する短納期での出荷に対応することができました。インド社とのコミュニケーションが密に取れていたら、事前に短納期対応が必要なことを予測でき、製造部の体制を整えられたかもしれません。この案件のおかげで、日々のコミュニケーションがいかに大切かを理解することができました。
これからの目標・将来の夢
市場の動きを予想する力を
養っていく
インド社の一件以降、需要の先読みを心がけています。意識的に「防寒具の生産時期がそろそろはじまる頃だ」や、「新型コロナウイルスの影響でキャンプ用品の需要が高まっているから、使用されるファスナーの依頼がありそうだ」といった、市場の動向を自分なりに加味したコミュニケーションを行い、潜在的な発注や要望を聞き出せるようにしています。世の中の流れをより正確に予想することが今の目標で、様々なところにアンテナを張るようにしています。
プライベートの過ごし方
DIYで部屋づくりを
楽しんでいます
地元は富山ですが、今は実家を出て、友人とルームシェアをして暮らしています。休日は、DIYでリノベーションに取り組んだり、浜辺へデイキャンプに出かけたりしています。富山県内であれば、社員証の提示で安く利用できる施設や様々な割引を受けることができるので、それを活用しようとも思っています。
学生へのメッセージ
安心して入ってくる
ことのできる職場です
YKKには、私と同じように高専出身の先輩社員がたくさんいます。中には、在学中に校舎で見かけたことのある方もいます。ですので、すごく親近感が持て、すんなりと馴染んでいくことができました。また、どんなことを学んできたかも把握してくれているので、アドバイスが一つひとつ的確で、安心して初めての仕事にも取り組めます。