YKK

わたしの高専時代

電気領域の学びは
現場でも活きている

高専では電気工学を専攻しており、電気回路や電気磁気学について勉強していました。卒業研究では、8つのサーモグラフィーを連動させ、空間の温度分布を精密に数値化していくことに取り組みました。C言語などのプログラミングにも挑戦し、完成したときに感じた達成の喜びは今でも覚えています。これらの学びを通して身につけた電気の知識は、仕事で機械の配線を見るときに役立っています。

入社を決めた理由

海外で勤務することが夢

昔から漠然と海外に興味があり、就職活動では、海外で働くチャンスがあるかどうかを軸に企業を選んでいました。その中でもYKKを志望した理由には、海外養成員としての募集があった点と、叔父がYKKで海外赴任をしていたことなど、海外で働くイメージをしっかりと持てたところにあります。

現在の仕事

海外赴任へ向け、
技能を磨いています

3年目に希望していた海外養成員になることができ、今は、海外赴任を見据えた専門研修に取り組んでいます。具体的には、ビスロン®ファスナーという樹脂製ファスナーの全工程の作業習得を目指しています。現在は、チェーンと呼ばれるファスナーのかみ合わせ部分を製造する工程を習得中です。併せて、製造の生産性を向上させるミッションにも取り組んでいて、製造の技能に加えて、工程全体の管理にも挑戦しています。

成長を支えてくれるもの

設備の原理・原則を
理解できた保全業務

2年目に樹脂製ファスナーを製造する機械の故障を直したり、メンテナンスを行う保全業務を担当していました。始めたばかりの頃は、何が原因で不具合が起きているのかを理解できず、苦戦することが多かったです。そんなとき、上司や先輩たちは、機械の構造や原理・原則からアドバイスくださったので、故障の原因を根本から理解でき、保全を通して機械への知識を高めることができました。

これからの目標・将来の夢

世界で活躍できる
製造技術者になる

海外の工場に赴任するには、どんなトラブルにも対応できる保全技能や工程を管理する力が求められます。その能力は、現場を指揮する工程長や保全長クラスが持つ高い技術力です。今は焦らずに、研修にしっかりと取り組み、知識や技能・技術を磨き、世界で活躍できる製造技術者になりたいと思っています。

プライベートの過ごし方

趣味の旅行や勉強の時間に

2年目までは寮に入っていました。今は、一人暮らしをしています。旅行が好きで、休みになると友人と一緒に関西へよく出かけていました。海外養成員になってからは、推奨されている資格があるので、その取得に向けた勉強時間にあてることもあります。YKKは、公的資格を受験する際に、代休を取ることができたり、交通費・受験費を負担してもらえることがあるので非常に助かっています。

学生へのメッセージ

身をもって
成長を感じられる職場です

業務で分からないことがあり、上司や先輩に相談すると、必ずアドバイスやヒントをくれます。私は、そのおかげで技能や機械への理解が高まりました。また、自分を含めた若手世代の主体性を大切にしてくれる風土があるので、なんとなくの成長ではなく、身をもって成長することができます。